やっぱり一緒に色んなところいってみたいよね。
やっぱり留守番より一緒にお出かけしたいワン。
ワンちゃんは行く場所よりも誰と行くかだよ。
でもやっぱり乗り物には慣れてないし、気を付けることもあるから注意しよう。
色んなところに連れて行ってあげたい!
誰しもがそう思いますが、実はパグにとっては場所はあまり関係なくて、誰と行くかが大事です。
大好きな人と時間を共有したい。
これがパグにとってのお出かけの醍醐味であることを忘れずに。
この記事でわかること
- パグと車でお出かけするための準備
- パグと車でお出かけする時の注意点
- 車でお出かけするときにあると便利なグッズ
- お薦めのお出かけ場所
車でお出かけする時の注意点
いざ、念願のワンちゃんとの遠出だ!
でも、ちょっと待って。
人だけの時と違って、色々と注意しないといけないことがあります。楽しいはずの遠出がつらい思い出にならないよう、ワンちゃんにとって無理のない計画をたてましょう。
車酔いの度合いを把握しておこう
まずは、現状把握からです。ここはおろそかにできません。一番重要かもしれません。
お出かけの計画前にすべきこと
- 車に慣れさせる
- 車酔いの度合いを把握する
- 車酔い対策をする
順番に詳しく見ていきましょう。
車に慣れさせる
車に乗るのが初めてのワンちゃんからしたら、車は得体のしれない大きな物体です。「車は怖くない」「車に乗ったらいいことがある」の認識を植え付けましょう。
具体的には・・・
エンジンをかけていない状態で車のドアを開放しワンちゃんを車に乗せます。車に乗ったらおやつをあげるを繰り返して、車に乗るといいことがあるんだと思われるようにしよう。
これを日々繰り返しやりましょう。擦り込むことがことが重要です。
これが出来たら次のステップです。
車酔いの度合いを把握する
ワンちゃんをクレートに入れた状態で車に乗り、実際にエンジンをかけてみましょう。音や振動にびっくりするかもしれませんので、落ち着くまで待ってあげましょう。
落ち着いているようであれば、2、3分車を移動させてみましょう。それでも大丈夫そうであれば、もう少し長い時間運転して様子の変化を確認しましょう。
何分くらいで車酔いになったかを確認しておきます。その時間が、当面の休憩時間までの時間になります。以下の「軽度な症状」が出始めるまでの時間です。
車酔いの具体的症状
初期症状
- 落ち着きがなくなりうろうろする。
- 頻繁にあくびをするようになる。
軽度な症状
- 舌ベラを出しハアハアと息が荒くなる。
- よだれが出る。
軽度な症状が出たら休憩しましょう。
重度な症状
- 嘔吐する。
- ぐったりする。
車酔い対策をする
車酔いの対策です。自分のワンちゃんにとって効果的な対策はどれかを確認しておきましょう。
余裕をもった計画を立てよう
道中不測の事態がおこることがあります。ぎゅうぎゅう詰めの計画ではうまくいきません。人だけで出かけるときの1.5倍くらいの余裕を見ておきましょう。
なるべく高速道路で移動しよう
加速や減速などのスピードの変化やカーブを曲がるなどの横揺れが起きにくいコースを選びましょう。
こまめに休憩をとろう
STEP2で把握した時間ごとに休憩をはさみましょう。目的地だけが楽しみではなく、休憩も含めたその道中も楽しもう。
寝ているときが移動のチャンス
人と同じで寝ているときは車酔いしません。寝ているときになるべく移動距離を稼ぎましょう。ワンちゃんが寝ているときは、車内でお菓子なんか食べないように。せっかく寝てるのににおいで起きてしまいますよ。
窓をあけて外の空気を吸わせてあげよう
窓をあけて外の空気を吸わせたり外の景色を見せてあげて、リフレッシュさせてあげましょう。結構外の景色見るの好きです。
芳香剤は撤去しておこう
盲点になりがちですが、芳香剤は撤去しておきましょう。あなたにとってよいにおいでもワンちゃんにとっては不快な場合もあります。特に人工的に作られたにおいの場合なおさらです。
適切な温度を保とう
パグはとても暑さに弱いです。あなたがちょっと涼しいなと感じるくらいがちょうどよいです。様子を見ながらエアコンで温度調整しよう。
出発の1時間前には食事をすませておこう
空腹や満腹な状態はなるべく避けましょう。
楽しい雰囲気
あなたが楽しそうにしてたらワンちゃんも楽しいです。逆に喧嘩なんかしてたらストレスになります。せっかくのお出かけです。楽しい雰囲気で。
お出かけの行き場所(目的地)を決める
片道100kmまでにしよう
慣れるまで目的地までの距離は、片道100kmまでにしよう。(移動時間が片道2時間以内)
可能な限り高速道路で移動しよう
目的地までの順路は、可能な限り高速道路で移動しよう。
犬の入場OKが確認できているところにしよう
犬もあなたも大変な思いをして目的について、犬は入場禁止なんて言われたらやりきれません。必ず犬入場可能かを事前に確認しておきましょう。
宿泊を伴うおでかけは控えましょう
最初のうちは日帰りにしておきましょう。いきなり車での遠出、行ったことない場所だけでも疲れるのに、さらに慣れない場所での宿泊まで加わるとワンちゃんにとってはストレスフルです。
どうしても宿泊したい場合は、最初のうちは、ワンちゃんは知り合いに誰かに預けるかペットホテルに預けるなどして行きましょう。ワンちゃんとお出かけ先で宿泊するのは、車での遠出が完全に慣れて大丈夫だと確認できてからにしましょう。
いきなりの遠出はやめておこう
お出かけ目的地までの移動中
原則、犬は車酔いするものだと思ったほうがよいです。
こまめに休憩を取りましょう
STEP2で確認した時間ごとに休憩をはさみましょう。(ワンちゃんが寝ている間の時間は除く)
症状が悪くなるほど回復までの時間がかかります。早め早めに休憩をとりましょう。
休憩時間は長めにとりましょう。気分転換。用足しもしておこう。
ワンちゃんにリフレッシュしてもらうのと、お出かけ=楽しいと感じてもらえるようワンちゃんが満足するまで休憩をとろう。用足しも忘れずに。
パグが寝ているときになるべく長く車を運転しよう
寝ているときは車酔いしません。寝ている間になるべく移動距離を稼いでおきましょう。
室内でお菓子をたべない
お菓子や休憩先で購入した名産品などを食べながらというのもお出かけの楽しみです。でもワンちゃんと一緒の場合はなるべく我慢しましょう。ワンちゃんが寝てるときは特にです。においや音ですぐに目を覚まします。せっかくの移動距離を稼ぐチャンスが台無しになりますよ。
急発進、急ブレーキ、急なコーナリングはやめましょう。優しくスムーズな運転を。
タイヤに優しい運転、燃費に優しい運転をすることが、ワンちゃんにも優しい運転になります。
快適な温度を保とう
少し涼しすぎるかなと思うくらいがちょうどよいです。エアコンでうまく調整しよう。また、陽射しがあたり部分的に高温になったり、エアコンの風が直接当たり部分的に寒くなったりしないよう注意しよう。
お出かけ先で
いよいよお出かけ先に到着です。ワンちゃんにとって見る景色、嗅ぐにおい、耳に入る音などすべてが非日常です。そのため、日常では考えられないようなことが起こることもありますので注意が必要です。
興奮状態になりやすいです
旅先では見慣れないものがたくさんあり、興奮状態になりやすいです。そのため、普段では考えられないような行動をすることがあります。その場所に慣れるまでは、目を離さないようにしましょう。
興奮状態で起こったことに対し、起こったらダメ。優しく落ち着かせよう。
他の犬とのトラブルに注意しよう
パグは他の犬にあまり興味を示しませんが、他の犬はそうではありません。相手の犬も興奮しているかもしれませんので相手の飼い主さんに近寄っても大丈夫か聞いてから近づきましょう。
車でお出かけするときにあると便利なグッズ
- クッションソファー
車の中で落ち着いて寝れるよう、普段お気に入りの場所を用意しましょう。ワンちゃんも安心します。ない場合は、においのついた毛布などでも可。
- マナーパンツ
ここでおしっこされたら困るってときにはかせてると安心です。
- カート
歩くのが嫌になったり、人がたくさんで安全に歩けなかったりしたときにあると便利です。ない場合は、抱っこしてあげましょう。
- お散歩バッグ(肩掛けタイプがお薦め)
お出かけは普段のお散歩の延長線上にあります。普段使い慣れてるお散歩バッグが一番です。両手を使えるようにしておくのと、すぐに取り出せるようにということで、肩掛けタイプがお薦めです。
お薦めのお出かけ場所
自然いっぱいで色んな刺激が得られる場所がお薦めです。
各地にある総合運動公園みたいなところはワンちゃんにとって刺激的な場所です。
- 地元に犬の散歩コースになってることが多く、色んな犬のにおいを嗅ぐことができる。
- アスファルトだけでなく芝生や土など肉球に色んな刺激がある。
- 木々があり適度に日陰になるところがある。
- 広々としていて駆け回ることができる。
パグとのお出かけのまとめ
いかがでしたか。
こうやってまとめてみると、パグとのお出かけは大変そうって思うかもしれません。
何でもそうですが、最初だけです。要領が分かり慣れてきたらそんな大変ではありません。あなたが犬に合わせるつもりで楽しみましょう。
愛犬との素敵な思い出作りをしてください。ワンちゃんは楽しそうにしているあなたと一緒にいるのが大好きです。
パグとのお出かけ
- 無理のない計画を立てよう。人だけで出かけるときの1.5倍は余裕を見ておこう。
- 車に慣らしながら徐々に距離を遠くしよう。いきなりの遠出は絶対NG!
- 車の中の環境は快適に。(揺れ、温度、においには注意)
- 寝ているうちは車酔いしません。
- ワンちゃんのペースにあわせて、あなたも楽しみましょう。ワンちゃんは楽しそうにしているあなたと一緒にいるのが大好きです。